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2019.11.16
着火

大学の時、友人の影響で現代美術に興味を持つようになりました。
特に1960~70年代の日本と世界の動向には個人的に胸躍るものがあり、その友人の本棚に並んでいた画集や展覧会のカタログをつぶさに眺めていました。
その中のひとつに、東京都現代美術館で開催された「中西夏之展」のカタログもあり、欲しいなと思いつつも既に売り切れ…探していたことも完全に忘れていたほんの数日前に、たまたま入った古書店で発見しました。

アオクサい悩みの真っ只中だった当時、この美術家の平面作品に魅かれていたことを思い出し、どこかに仕舞い込んでいた青い魂に火が灯った気がしました。