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コロナウイルス禍の中、自宅にこもって仕事をしつつその合間に、とある要件のために調べ物をしています。
日本の建築（特に民家）の起源、稲作の起源、そして日本人の起源…どうやらこの手の話は好きなようですが、どの分野でも最新の研究動向と既往の研究とでもつれた糸を、素人なりにほぐしつつ探っていくのはなかなか大変です。でも中国や韓国の建築史、特に構法や技法の変遷などを同時に調べていくと、日本の民家の成り立ちで、これまでに気付かなかった別の捉え方ができそうな気がします。

なんであれ文化の起源があるひとつの場所から伝播していったという見方は既に成り立たたず、同時発生的な面も多分にあるように思います。考古学、文化人類学、民俗学など、建築にも関わる他分野のおもしろさを改めて感じている今日この頃です。
しかし「あなたは一体どこに向かってるの？」と、連れ合いからのご指摘が（苦笑）…